いつもブログを見てくださってありがとうございます。タロット占い師の清水裕美子です。
今日は、「タロット占い興味あって占えるようになりたいけど、霊感ないしな」と思っている方向けのお話です。
もう、今日は結論から言っちゃいます。
「霊感なくても、タロット占いはできます!!」
「霊感なくてもタロット占い」できます。
「霊感タロット」というジャンル?がありますが、霊感とタロットを合わせて鑑定するスタイルも、もちろんあります。単にスタイルの違いだけで、どっちがいいとか、当たるとかという話ではないです。
余談ですが、白状しちゃうと、昔は「霊感 > タロット占い」と思っていて、カードとか何もツールがなく、メッセージが下りてくる人の方が、何となくすごいと思っていました。
でも逆に「霊感がある」方からすると、
「(カードのように目で見えるモノがないので)口から出まかせ言ってるんじゃないか?と思われる」
「カードがあって、お客様に引いてもらうと、『自分で引いた』と納得してもらいやすい」
なんて話も聞いたことがあり、面白いなと思いました。
さて本題、なぜ霊感がなくてもタロット占いができるのでしょうか?
理由は、「イメージする力」を使っているから
タロット占いのスタイルは、大きく分けると3つのスタイルに分かれると考えています。
2.カードを引いたときの(占い師側の)霊感やインスピレーションで占う
3.引いたカードの世界観を元にイメージされる内容で占う(イメージするのは主にお客様)
1は、状況別や鑑定で培ってきた過去の事例から引き出すので、霊感よりもむしろ記憶力や経験、人間力が求められています。2は霊感が必要ですね。そして3は、タロットカード作者の各カードに込めた意図、世界観をベースにした視点で、占いたいことのテーマを捉え直すスタイルです。
ちょっと難しいので、毎晩Twitterでつぶやいている「おやすみタロット」で、イメージ力を使ったリーディングの事例ご紹介します。
おやすみ💤#タロット 10/15#ウエイトスミスタロット:#太陽
今の自分には飛び越えられない塀の外に何があるのか
見たくて見たくて、一生懸命高い塀をよじ登ろうとしてる。思い通りにならないことをどうにかしようとするより
日の当たる庭で白い馬に乗って、楽しく遊んだらいいんじゃない? pic.twitter.com/H6guVUKmVI— しみゆみ@タロット占い師・心のモヤモヤを言語化し、あなたの本音・気づきを促します (@kimikirari3) October 15, 2020
「おやすみタロット」では特に具体的な質問は決めず、その日の出来事を、引いたカードの視点で捉えなおしてみると、心に何が浮かぶか?という方法を使っています。
まず、「太陽」のカードの世界観は、こんな感じです。
そこで、「太陽」のカードの言いたいことをベースにして、一日を振り返ります。
土曜日に予定しているイベント。
何とかしてもう少し参加者さん増えないか、とまた欲を出す。
スクールのメンバーに「今回は実績作って、まずは少人数で楽しもう!」ってほんとありがたい。
参加者さんとどう楽しい時間を過ごすかがテーマだったのに!テーマを忘れてコントロールしようとしてた😅
— しみゆみ@タロット占い師・心のモヤモヤを言語化し、あなたの本音・気づきを促します (@kimikirari3) October 15, 2020
この日、2日後に控えたイベントにもう少しお申込を増やすべく、その方法ばかり考えたり、少ないことに落ち込んでいました。
やるだけやったのなら、お申込が入るかどうかは、私には完全にコントロールできない部分です。
そのコントロールできない部分を気に病んでいたんですね。
そうしたら、タロットスクールのメンバーが、「まずは、やったという実績を作って、参加して下さる方とタロットの楽しさを味わおうよ」って言ってくれたんですね。
私は、「申込が少ない」という一見、ネガティブな出来事によって、メンバーが楽しもうよと声をかけてくれたありがたさと仲間がいることの喜びを知る一日だった と捉えました。
一つ目のツイートにあるカードとカードの意味は、全ての人に同じくお伝えします。
しかし、そのカードの意味を聞いて、自分の心の底(潜在意識)からのイメージは、100人いれば、100通りのイメージがあるわけです。
二つ目のツイートは、その日、「太陽」のカードを引いた、私のイメージはこんなだったよ、というのを紹介しているだけなのです。
イメージする力、みなさんにもありますよね!
イメージする力は、実はあなたも日常でかなり使っています。
「もうさ、Aさん、お姫様キャラだったよ。なんか疲れちゃったー」
という話を聞いたら、きっとAさんは
・きっとワガママなんだろうな
・誰かに「○○やって」とやらせて、自分は何もしないタイプなんだろうな
・でもそれがちょっと可愛らしくもあるんだろうな
なんて想像するでしょう。
わがままなAさんを「お姫様」に例えています。そして「お姫様」に付随するイメージから、「Aさんはきっとこんな人なのかな」と想像しているのです。
タロットは、こうした想像力・イメージ力を使って読んでいるのです。
すごく平たく言ってしまうと、78枚のタロットは、「78通りの例え話」が書いてあって、そこからイメージすることで、自分の心の奥底にある本音を見ているのです。
イメージ力を使うのはむしろお客様
イメージ力を使ったタロット占いの場合、占い師もイメージ力を使って、カードの言わんとすることをお伝えします。
しかしそれを聞いて、イメージ力をフルに使うのはむしろお客様です。
占い師は、お客様のイメージ力にスイッチを入れるよう、その人にあった例え話やカードに描かれていることを分かりやすく説明してあげればOKです。
占い師自身もそのカードが出て、こういうことがあった、こういう努力をして、こういう結果になったという実体験を持っているとよりリアルにお伝えができるようになるので、日々私も自分のことは占っています。
まとめ
「霊感」があって、「霊感タロット」として占うのもよし、想像力・イメージ力を鍛えて占うのもよし!
あなたのお好きなスタイルでタロット占いにチャレンジしてみて下さい。
あなたなら、きっと大丈夫。
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