「感情の波が激しい」はい、これからはあなたの時代です

自分のこと

ホワイトキャッツタロット占い師&講師

40代夫婦、家族の悩み、今後の人生への不安など、心のモヤモヤを言語化し、無意識の思い込み、あなたの本音、気づきを促します。

元ITエンジニアから→タロット愛が高じて占い師に。占い師仲間とオンラインタロットスクールFSA運営。
「人生のハンドルは自分で」「霊感なくても誰でもタロット読める」がモットー

パートナーシップ、繰り返す問題が得意

詳しいプロフィールはこちら

清水 裕美子をフォローする

いつもブログを見てくださってありがとうございます。タロット占い師の清水裕美子です。

このページを開いちゃったということは、あなたは「感情の波」が激しくて悩んでいませんか?
人の感情を感じるセンサーがもともと感度が高いんです。

背が高い、足が速いというのと同じく、感情センターが敏感に生まれただけなのです。

泣くことなど「ネガティブな感情」は見せてはいけないという呪い


私は子どもの頃から、感情の波が激しく、特に「泣く」ことへのハードルがすごく低かったんです。
幼稚園の連絡帳に先生からのコメントが「泣き虫ゆみちゃん」「今月も目からお水がたくさんこぼれていました」など書かれることが、悔しくて悔しくてたまりませんでした。



昭和の時代だったので、大人からは「泣いてはいけない」「泣くことは恥ずかしいこと」というメッセージを受け続けていました。

涙腺が弱いのは、大人になっても同じで、大学生になってもゼミで教授から何か指摘をされても、恥ずかしさと不甲斐なさで、目に涙をためているときもあり、それを必死でこらえていましたが、おそらくバレてたでしょう。

私にとって「泣かないようにすること」は、自分では、コントロールしたくてもできない大変難しいことでした。

日本では、「怒ってはいけない」も呪い

同様に「怒らないようにすること」もコントロールができず、大変な思いをしました。

私の母も割と感情表現が大きい人で、怒るとめちゃくちゃ怖いひとでした。
でも幼心に「ムカついたら、お母さんのようにすぐ怒っていいんだ」って5,6歳の頃に思ったのを今でも記憶しています。



その状態のまま小学校に上がり、そこから大変でした。
当時から口がたつ子どもだったので、思ったことをストレートにそのまま言ってしまうし、相手の言うことの矛盾が許せず、そこを指摘して、完全論破するというスタイルでした。

手は出ませんが、怒りに任せ、正論をぶつけてくるので、クラスメイトは私のことを怖がっていたと思います。

何となく私のことをはれもの?に扱うような感じになってきたので、そこで私は「感じた怒りのまま行動しては、嫌われてしまうんだ」ということを学びました。

「泣く」&「怒り」を感じる自分は悪人なんだ

「すぐ泣くし、すぐ怒る自分は、純粋な人間ではないんだ。私は黒い人なんだ」と子どもの時に思っていたんですね。

少女漫画に出てくるヒロインって、(涙は見せてるかもしれないですが、)心優しくて、純粋で、私のようにすぐ怒りを感じて、相手を完全論破しているキャラなんて一人もいないじゃないですか。

「こんなことですぐ怒って、友だちに表現する自分は黒い人。神様、私をいつも怒らない純粋な人にして下さい」と寝る前に願っていたこともありました。

すぐ泣く、すぐ怒る自分に罪悪感

「泣いてはいけないのにすぐ泣く自分」「怒ってはいけないのに、怒りを感じる自分」に対して、罪悪感を感じていました。

しかし、はっきり罪悪感を感じていたわけではありません。タロットを学ぶようになってから、今振り返ってみると分かったという感じです。

OSHO禅タロット 雲の8 罪悪感

本来、上を見れば花の咲くキレイな空が広がっているはずですが、「私が悪い」「申し訳ない」の罪悪感の雲が低く垂れこめています。

さらに、自分で自分の頭をかきむしる無数の手。

これだけ自分のことを痛めつけて、傷つけて、自分で自分を罰しています。罪悪「感」なので本当は罪を犯しておらず、本人がそう感じているだけなのです。厄介なのは、本当の罪ではないので、償うことができないのです。

悲しみや怒りなどのネガティブな感情は、「変わりたい」と思わせる起爆剤

日本では、悲しくて泣く、怒るなどのネガティブな感情は、いけないものとされてきました。(特に昭和世代は)

そうすると、特にこうした感情は見せてはいけない、閉じ込めるモノになってしまっていることがあります。

OSHO禅タロットでは、こうした閉じ込めた感情や完了していない悲しみについてのカードがあります。

OSHO禅タロット 雲の3 アイスオレーション
 

喜怒哀楽、自分の感情をダイレクトに感じてしまったら、私はどうなってしまうか分からない。
また怖い思いをしたくないから、そっと私の感情を凍らせてしまおう。
凍らせてもあなたの気持ちはなかったことにはなりません。いつまでも新鮮なまま。
解凍できるのは、あなたが涙を流して泣くこと。
OSHO禅タロット 雲の9 嘆き

ブッダの弟子アナン。ブッダが亡くなってしまった夜、師匠のブッダからは泣かないでと言われていたが、夜通し泣いて泣いて泣き明かした朝、アナンは悟りました。このカードが出る時は、まだ完了していない悲しみが残っている証拠。

いくら、こうしたネガティブな感情も大事だよと言われても、やはり人間、いつまでも悲しんでいたくないし、怒っている人生を何とかしたい!と強く思うようになります。

でも変化、成長するためには、こうしたネガティブな感情もきちんと感じ切ってあげて下さい。

感じ切ってあげた後は、ネガティブな感情は、今の人生から変わって、成長していくための大事な起爆剤になるのです。

楽しい、嬉しいは、「私そっちに行きたい」という魂の行く先を示すコンパス

逆に楽しい、嬉しいというポジティブな感情だと、ずっとそれを感じていたいと思います。

あなたが、楽しさを感じること、嬉しいと感じることは、

「そうそう、そっち、私ってこれがやりたかったの!」
「そっちの方向に行きたいの」

という あなたの魂が指し示す方向にちゃんと向かってるよという印なのです。


まとめ:感情の波が激しい = 魂の行く先を示すコンパスが高精度ってこと

これからは、ますます多様性も進むし、ネガティブな感情はNGという昭和な価値観はどんどん淘汰されていくと思います。

最近ハマってみてた「バチェロレッテ」※でも、男性陣が涙する姿に、昭和生まれのおばさんは安心しました笑

「あ、みんな、ちゃんと魂の感じるままに生きてる♡」って。

バチェロレッテ
1人の独身女性を、職業、年齢、容姿、性格もさまざまな17人の男性が奪い合う婚活サバイバル番組

「私って、どうしてこう感情の波が激しいんだろ」と思ったら

「そうか、魂が行きたい方向を示すコンパスが人より高性能なのね!」
って認めてあげて下さい。

あなたならきっと、大丈夫。

コメント